タイの古式セラピー

lom(風）への手当て、ナーブタッチとは

　タイで古くから家族や隣近所のコミュニティーで、手渡されてきた技、ナーブタッチでは、体の中に存在する風（lom）と呼ばれるエネルギーの反応を確認しながら施術をします。

　受け手の体の反応では、脈、熱感、呼吸、体の自発的な動き、（例：手首、足首が動く、まぶたが動くなど）が表れ、

その風に共感したセラピスト側の反応、熱感、手先のピリピリ感、鼻が通る、のどが鳴るなど）を元に風を探します。

　風（lom)の反応は一定ではなく、その時々で変化します。

　現代になって、一般的に普及している、強いストレッチや　　指圧で外側をほぐすタイプのタイ式マッサージと違い、

刺激を伴いませんので、どなたでもお受けできます。

　風を探す時には、１，２ｃｍ単位でゆっくり押したり、そっと引いたりと、見た目はじっとしているように見えますが、風が高まる位置まで微細に螺旋を描いたりして探しています。

　風がピークまで達することが出来れば、偏っていた風がサーっと全身に流れます。体の外側ではなく、内側、神経からの癒しが起こり、深くリラックスすることが出来ます。その心地よい感覚をほんのひと時でも思い出すことで、体本来の調和へと進むきっかけとなります。その歩みがその人に必要な流れへとつながっていきます。

　　セラピストはただ、その時に寄り添う、共感者です。

　共感は安心となり、再び歩むことへのお手伝いをします。

　セラピストは共感者なので、受け手の深いリラックスから恩恵を受けて、同じように深いリラックスの状態となります。そのことから、タイの古式セラピーはコンビネーションヨガとも呼ばれています。

　手当ての間は、深い呼吸になり、心地よくうとうとする、

リラックス状態になることもありますが、

　咳が出たり、めまいが起こることもあります。

　それは、アンバランスで恒常性を保っていたものが、調和をとるように風が動いた証でもあるのですが、不安になった時は　遠慮なくお伝えください。

外側にはゆるやかな技で怪我や炎症、もみ返しはないのですが、中は偏りや滞りが緩和、循環が運動した後のように良くなっていますので、受けた当日はその循環の手助けとなるよう、水を多めにとってください。

体も、昼寝の後のように重たく感じます。その心地よい脱力感を感じながら、無理せず、ゆっくりのんびり過ごしてください。

 熱がでたりすることもありますが、充分に休息をとると、

必ず回復しますので 、流れを信頼していただけると幸いです。　　　

　そのような調整も入る場合もありますので、大事な予定がない、ゆとりのある日程で受けていただくことを、おすすめします。 

　　また、セラピーは６０分がめやすですが、風が落ち着くまで、時間延長する場合もあります。お時間もゆっくりできる日に　　ご利用ください。

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まぶいぐみ（魂込め）とは

　沖縄で昔から伝わる元気になるおまじない。

　身内や知り合いが、元気がないとき、マブイ（魂）を落とした

から元気がないと考え、マブイを拾うという儀式をします。

　その儀式では、ススキで作ったサンというものを使い、植物の力を借ります。そして、戻ってきたマブイ（魂）に真心を込めたおむすびを食べさせてあげます。拾うときには、名前を呼んであげます。儀式ではその他にもいろいろしますが、魂米屋では、上記の部分のみの簡易版マブイグミをします。

※魂米屋のご利用のタイミングによっては、おむすびが米粉のお菓子になることもあります。

魂米屋のリラクゼーションは

　最初にお話しを伺って、身体の具合を確認します。

　そのあと、ナーブタッチをして

　簡易版マブイグミで起きていただきます。

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